私は中学校で生徒指導を担当している教諭です。ご存知のように、最近の中学校ではガラスが割られたり、落書きがされたりする学校がよく新聞に載っていますが、それらはほんの氷山の一角です。
恥ずかしい話ですが、私どもの学校でも、投石によるガラスの破損、校舎への落書き、そういったものがそれほど頻繁というわけではありませんでしたが、おこっていました。
犯人は、在校生なのか卒業生なのか、あるいはまったく別の外部のものなのかそれはわかりません。しかし、今は、防犯カメラというのがあるのです。私どもの市では、そういうときのために貸出し用の防犯ビデオがあるのです。さっそく、市の教育委員会に相談をして、借りる手続きをしました。
こういう場合はやはりお役所仕事のため、手続きにはいろいろな書類やら何やら結構面倒です。そんな手続きに奔走しているときに、また投石があり、ガラスが割られました。
貸出しにはまだ1週間くらいかかるということで、「防犯カメラ作動中」なる掲示板だけを先に作成し、2か所の校門に、設置し、生徒にも防犯カメラが設置されたことを説明し、学校便りでも外部にも連絡をしました。もちろん現物がないときからです。
しかし、その日から、学校に太する破壊行為は一切見られなくなったのです。その後、無事に防犯カメラは貸し出され、1年半くらいわが校を見守ってくれました。昨年、防犯ビデオは市に返却されましたが、掲示板はまだ掲示されており、相変わらず大きな問題は起こっていません。
やはり、防犯カメラの威力は絶大ですね。